英語でコミュニケーションをとるためには、自分が言いたいことを英語で伝える練習をすることが大事です。
まずは「日記」のようなものから始めてみるのがよいでしょう。
■学習方法
1.毎日1文でもよいので、その日に起こったことや、自分が思ったことをノートに書きましょう。
書くネタの例:
「今日の気になる人物」「今日の気になる一言」「本日のテーマを一言で」など
また、誰かと日本語で話した会話を思い出し、「英語ではなんと言うのか?」と考えてみるのもおもしろいでしょう。
2.わからない単語、意味がハッキリわからない単語については、辞書で調べ、一番近いと思われる単語を見つけるようにしてください。
感情をあらわす単語、身の回りにみえるもの、日本語でよく発する言葉、を中心に単語を調べるようにしてください。
3.差し支えなければ、SNSなどで発信してみるのもおすすめです。
コメントなどがあると、モチベーションアップになります。
■日記を書くのにお勧めの本
① 英語で日記を書いてみる 石原真弓 著 (ベレ出版)
基本的な文の組み立て方や文法等について、大変詳しく述べられており、基礎から再確認できます。また、日記に使いやすい構文も使用頻度の高いものが紹介されていて引用しやすくなっています。日記の内容(レベル)も簡単な表現から、ネイティブの表現まで段階を踏んで参考にできるようになっています。この1冊があれば悩むことなく書き始めることが出来るでしょう。日記用としてだけではなく、日常会話で役に立つ表現もたくさんあります。
② 「英語で日記」をはじめよう! 井口紀子 著 (永岡書店)
英語の日記を長続きさせる為のコツや、基本的な形式なども載っており、日常の出来事、気持ちの表現方法、テーマ別で参考にできる表現が、簡単なものを中心に紹介されています。 簡単な文法についても参照でき、英語のルールを再確認できます。また、日記帳も別冊で付いており、毎日一つの質問に答える形式になっていて、それを話題としても使用できます。日記帳がついている点が便利です。
③ 英語で日記がスラスラ書ける カーティス・パターソン 日本文芸社
日記に使える例文集として様々なシチュエーションでの表現が載っており、それぞれの表現ごとにその文の「ポイント」がピックアップされ、更にバリエーションを広げています。文法については初歩的なレベルについて説明されています。最後の「英語の日記に挑戦」という部分では、この本に関わったスタッフが実際に書いた日記が紹介され、その日記の添削された詳細を公開されていますその部分は我々が間違いやすい点が多い為、参考になるでしょう。全体的なレベルとしては「入門編」という感じです。